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たとえば風に向かって 2

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2012年 02月 19日

予想通りというか反してというのか本日晴天なり

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CASIO EXILIM EX-ZR100


で、きのうのつづきである。

それは9日だったのか10日だったのか
そのあたりで間違いないと想像できる。
今はどっちでもいいけど。
風邪かなと思って葛根湯飲んだりしていて
11日
朝には右耳下が腫れてきてるなー
なんだろなー
と思ってたのは確かなこと。
その日もいつもどおりに散歩に買い物。
映画観て家に戻る。
12日
日曜日なんとなくだるい。
やっぱ風邪引きかけたかな?の程度。
ここ何年も風邪なんて引かない体である。
でもここは要注意。
一日家の中でのんびりと済ます。
でもなんかいつもと違う。
何か変。
夜7時頃には両耳から首上半分くらい膨らんでいてなんか変。
夜8時頃には喉に違和感を感じてきた。
何かが詰まっていてゴクンと飲み込めない状態。
おかしい。
喉につかえて押し込めない。
9時夜の薬5粒。飲むには飲んだ、
つもりが
あかん。それが更に大きなつまり物になってしまった。
11時、近くの応急診療所に電話する。
12日日曜日の夜でまだいけるか尋ねると11時15分まで。
あと15分て。
徒歩5分とはいえ無理。
車で10分ほどのところにある病院が朝5時までやっていると
そちらの電話番号を教えてもらう。


もういいか。と
なんとなくそんな気でいた。
喉がおかしい。
詰まったものを飲みこめない。
息がしにくい。
3時、受話器を撮り119へ。
救急車の中で詳しく話をし、担当の人がかかりつけの病院へ電話して
到着したのが3時半頃。

先ずは採血後に首周り喉周辺のCTスキャン。その後
心電図、心電図後CTスキャンの画を見せてもらい説明をうける。
その時点で首のはれはどんどん広がってきている。
それはいい。わたしはただ喉に詰まったものを押し込んで欲しいだけ。
息するのが苦しいからね。
それが喉には何も詰まっていないのだという。
首の腫れによりのどが狭くなってきているので苦しくなっているのである。
えーーーーーっ!!そんな~_何が起きているの?
まだ誰も今わたしに何が起きているのか分からないのである。
車椅子のままエレベーターで上の階の病室へと向かう。
ベッドに横になるが仰向けでも右向きでも左向いても同じこと。
息がしにくく辛い。

熱も微熱ではあるがあるにはある。
その後高い熱が続いたけども実感がない。
午前9時すぎ歯医者の先生がやってきた(毎週通っていて当日午後からも予約をいれていたのだ)
わたし「せんせい~きょうはいけませーんこんなことになってしまって~」と寝たままで。
歯医者の先生は、わたしの腫れた首元を両手で包み込みながら
「歯の治療に何か関係あるんじゃないかと思って痛くない?
見たところ関係ないみたいね、内科の先生方にゆっくり治してもらって
歯の治療はまたゆっくりはじめようね。」


午前中には首周りのエコー、これがなかなか始まらない。
移動がしんどいだろうと
エコーの機械が病室へやってきたのが午後2時。
なかなか写らないと二人の女性が一生懸命わたしの首を弄繰り回すのだけど。

わたしの首の腫れはますます広がりもう首全体的にパンパンで痛い。
それよりもなによりも息がしにくいのである。
鼻呼吸、口でも多少は呼吸できるが基本は鼻で呼吸なのである。
しんどいのだ。
死ぬか思うほどに。

エコーが終わると看護師さんが
採血の結果は2日3日かかるので分からないのだけど
いちおうおたふく風邪の可能性も考えられるから個室へ変わりましょうと

わたしに「おたふく風邪の経験はあるかと」聞かれて覚えてないと答える
この情けなさ、悲しくなった。
それよりもなによりも息がしにくいのが辛いのである。

個室に移りはしたが水が飲めない、通らない。
そりゃわずかな道があって微々たる量は落ちているのだろうがゲップがでるだけで
飲み込めない。
全く飲み込めていないと等しい感覚なのである。
とにかく辛いのである。
首にもう一つの顔、それはもうどうでもいいのである。
3倍に膨れ上がってもいい4倍でもいい。
息が普通に出来るようにしてほしいのである。

夕方鼻も詰まりだしてきて怖くなってきた。
基本鼻呼吸しているのに肝心の鼻が詰まってきたときは
さすがのわたしもパニック状態なのだ。
右向いて左向いて。
このまま夜中息が出来なくなったらどうしよう。
結局一睡も出来ず朝を迎える。
ん?もしかしてわずかに喉が開いてきている?
当然口から何も入れることはできないのだから13日初日は絶食。
栄養点滴が一日3回。
あとは別の注射を一本。
ということで翌朝その一本の注射の効果ありか
喉がわずかに開いた感じだったのである。

それから

早かった。
どんどん首の腫れが引いてきてどんどん喉が開いてきた。

コップ一センチ水を飲んでみることにした。
飲めた。
14日夜ご飯からおかゆにしてみた。
ゆっくりと食べることが出来た。
そう飲みこむこことができるようになってきたのである。
翌日から退院のあさまでおかゆ。
それにたくさんのやわらかめおかずがついてきた。
無理せずおかゆ全部とお汁全部とだけをいただく。
それとしっかりとお茶も。

もう退院前日なんか普通に何でも食べることができるんだと
思うことができるほどに回復した喉が一番嬉しかった。

2倍になった顔というか、首にもう一つできていた顔は
早いうちから元にもどっていたからよかった。
まあ、まだ二重あごではあるがこれは普段から飲んでいる薬の副作用によるものなので
これはいたし方が無い。
この二重あごも何かの間違いでシャープなあごになってくれててたら
バンバンザイな入院生活だったろうに


アカンアカンそんなこと思うことがアカんわな。
ふわふわしていた生活に
カツを入れてくれたわけだ。
グラグラしとったわたしに何者か分からんものが
このわたしに試練の道をね与えくさったわけだ。

ま、おたふく風邪という忘れとったもの思い出させてもらったわ。

ま、今回のことはわたしに持病があるのでなお大変だったのである。

先生も看護師さんたちも大変だったのだから。
ほんとにお世話になりました。
長崎の姉も田舎も母も退院後電話で知らせたらびっくりしてた。
そらするわな。

退院前日、部屋で先生に

明日退院ということで

わたし「お世話になりましたー」

先生「お世話しましたー」



次の診察日は3月2日。
先生にいつもの顔で会いに行こう!!

by jinsei-rarara | 2012-02-19 11:27


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